1989年の秋、伊勢神宮を2つの台風が襲い、神田も大きな被害を受けました。
その時、ほとんどの稲が倒れてしまった田の中央に、二株並んで直立する稲が授かりました。その種籾を残して栽培が始められ、「神の米」として門外不出とされていましたが、平成8年(1996年)に各県の神社庁に分け与えられ、伊勢神宮の時の小宮司によって「鎮座2000年」を記念して「いせひかり」と命名されました。

特別栽培米とは：農産物が生産された地域の慣行レベル（各地域の慣行的に行われている節減対象農薬及び化学肥料の使用状況）に比べて、節減対象農薬の使用回数が50％以下、化学肥料の窒素成分量が50％以下、で栽培された農産物です。

三重県の広大な伊勢平野の南に位置する伊勢市、伊勢神宮のお膝元にて、稲作を中心とした北村農園が丹精を込めて米づくりを行っております。農業高校の教員として３０年間、高校生に農業の専門的な知識・技術を伝えるとともに、あらゆる栽培方法を研究し農産物生産と食の大切さと教えて参りました。環境豊かな水田にて、「伊勢ひかり」を無農薬・有機栽培、「コシヒカリ」を普通栽培にて、丁寧に栽培したお米を皆様に届けさせていただきたいとお米の販売を始めました。是非、当農園で栽培したお米をご賞味下さい。